コーヒー染めのラフィアで
2016年2月7日(日)
先日の大森での素材談義の中で 「あ、これはやってみたい」と思ったのが ラフィアの染め。 一般的に植物素材は動物のそれより色染めがしやすいのですが ラフィアは油分が多い繊維なので色のりが悪いそう。 市販の染色ラフィアは大抵繊維が弱く、コイリングすると 切れてしまうので使えないものが多いのです。 色をいれるためにラフィアに無理をさせているのかな、という印象。 ラフィアの自然な色が大好き。 毛糸や麻、皮、いろんな素材との相性もいいし 最近はカラフルなラフィアを求めることもなかったのですが 少しブラウンなラフィアで編むかごには魅力を感じる。 そんなわけで、染めの分野は素人の私が どこまでできるのかな?作品に使えるようなものに なるのかな?という疑問はもちつつも 好奇心に勝てず、試してみました。 ネットでいろいろ調べて これは、というやり方を採用する。 ラフィアを水に浸け慣らしたあと 鍋に沸かしたコーヒー液の中で 3分ほど煮る。 (かんぴょうにしか見えないな・・) 火から下ろしたら5分放置したのち 水に晒す。水が透明になるまで流水ですすぐ。 晒し終えたラフィアの水を切り十分に乾燥させてできあがり。 若干茶色かな、、、という色合い。 編み込むとこんな感じ。 底はナチュラルで編み始め、 縁にむかってコーヒー染めをいれてみました。 反省点。 色止めを忘れた・・ 火から下ろした段階でお酢を投入するつもりでいたのに スキップしてしまったのです。 あと、事前にたんぱく質を添加してからのほうが 色がのりやすいということなので 次回はそれもやってみるかな。 具体的には薄めた牛乳につけて、乾燥させてから 染めの作業をするのだそう。 それにしても 水でじゃぶじゃぶ洗ったり煮込んだりしても ラフィアの繊維の強さは変わらず。 ぐんぐんひっぱってかごを編んでも 相変わらず切れることもなく。 つくづく丈夫な素材です。 コーヒー染めを編み込んだかごは 色褪せの具合などもみてみたいので しばらく家で観察してみることにします。 以上、ラフィア染めの実験でした! どちらかクリックしていただけるとうれしいです。 ありがとうございます。
by suzie0135
| 2016-02-07 16:36
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